自分へのプレゼント

冬生まれの私は誕生日もクリスマスもいっしょくたにされがち。
小さな頃から、皆は普通に1年間に2回はもらえるプレゼントも1回にされて悲しい時が多かった。

そこで今年は自分にプレゼントのつもりで、たまには欲しい物でも買おうかなという気持ちになった。

よく考えたら、衝動買いをしないようにしてからは欲しい物を買うということを本当にしなかったなーと思う。

ところで今何か欲しい物ってあったっけ?

ごくたまになのだけど、うちの家族はうっかり通販番組をみようものなら少しでも気になる物があると「買ってもいいかな?」と聞いてくる。
別に私がお金を払う訳ではないのだけど購入する際の手続きは全て私がしなければならないので非常に面倒くさい。

更に数万払っても使うのは最初の数回だけ。酷い時は2回くらいしか使ってないのに結局処分した物まである。
結構大きい物が多くて処分するにも手続きが必要。それも私がするのである。
だから「絶対にタンスの肥やしになるからやめておきなよ」と毎回とめているけども、そのやりとりが長く続く場合はついつい甘くなってしまい「まあ、どうしても欲しいなら買えば?」と言ってしまう。

しかし今回は珍しく私の方が通販番組をみて欲しいという物があった。
ちょっと高いので悩んでいたら家族が「私も昔、似たようなものを買ったけどほとんど使わなかった。どうせ使わないからやめておきなさい」と言う。

家族は手間もお金も一切かからないのに私と同じことをいうのである。
これはいつも私にとめられているから、ちょっとした復讐も入っているのかもしれないと邪推しつつ、結局高いので買わないことにした。(まだ完全には諦めてないけど)

次に思いついたのは手帳。
いつもは100円のノートを使っていた。それで充分だったのだ。
ただ、それだと1年に4冊くらいになるのでたまには1冊でまとめてみたいなという思いがあった。たまには高い手帳にでもしてみようと思ったら、何が何でも来年の手帳が欲しくてネットで探しまくってしまった。

本当は『ほぼ日手帳』を買うつもりだった。
月間のカレンダーは月曜始まりと日曜始まりを選べるし1日1ページ使える。白い紙だとクラつくけどベージュ色だし、置いても180度開いたままで閉じない。
まさに理想的だったが最後に気になったのが大きさだった。
文庫本サイズのA6で約2500円。一回り大きいB6は無く、更に大きいA5だと4300円。手帳は特に持ち歩かないので小さすぎるのもなぁと悩んだ。

決めかねて他に1日1ページで探してみて見つけたのが『高橋書店のtorinco1 B6変型判』というもの。

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ほぼ日手帳』と違い妥協点は多かったものの、B6という大きさで約2000円という値段。カバーもしっかりしていて見つけた瞬間に決めてしまった。

妥協点は3つ。
家中のカレンダーを日曜始まりでそろえてしまったのに対して、この手帳は月曜始まりのカレンダー付き。でもそれは気を付けることで頭の体操になるのでは?と思い良しとした。

紙が白いと目が少しクラっとくるからベージュが良かったけど、今使っている100円ノートも白だったのでこれも別に良し。

180度開かない。若干浮いてしまうけれどクリップとかでなんとでもなる。
実際、使い道がなくて家で眠っていた猫のクリップの出番かもしれない。

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いい点も多い。
カバーが付いていること。月々のイベントが書き込めるページやウィッシュリストページなどが付いていること。これから作ろうと思っていた読みたい本リスト、観たい映画リストのページも付いていた。
なにより買うならB6かA5というこだわりがあったのかもしれない。

そして注文してすぐに届いた。
今から使うのが楽しみ。
今年最後にいい買い物ができた気がした。