ガレとドーム兄弟のアートギャラリーに行った時のこと

一番最初のブログに書いていた2023年にやりたいことの中に「ガレとドーム兄弟の展示会に行く」というのがあった。

時は7月。近くで展覧会がないかと探していて見つけたのが上野の松坂屋でのアートギャラリーだった。その時はそれ以外他県の美術館しか見つけられなかった。
もともと母がガレが好きで「行きたい行きたい」と言っていて私は一生懸命に展覧会を探していたのであった。

展覧会では過去に一度、痛い目を見ている。海外の有名なアーティストの展覧会だったのだけれど案内の女性が常にへばりつき、ことあるごとに購入を催促された。
何故それに行ったのかは今では思い出せないけど、無料のチケットかなにかを手に入れたような気がする。

着物やミシン関係は買うように迫られるという知識はあったものの、その時は全く気にしていなかった。

今回も無料という点で、そうかもしれない。でも違うかもしれない。行ってみないと分からない。

母は「絶対に売り目的よ」と警戒していた。
私は「覗いてみて嫌だったら入らなければいいじゃない。行ってみようよ」と言った。

いざ到着して覗いてみると、こじんまりしていて実に入りにくい感じだった。
母は先客にずっと女の人がついて歩くのをみて「なんかやだな」と言うが「ここまで来たんだし入っちゃおうよ」と押し切る私。

入った瞬間から男の人が常に付き添い私たちが見ている一点一点を説明して歩いた。
私たちはもう堂々として「わぁ!綺麗!!」などと言いながら見ていく。
男性は「下からライトを当てると更に綺麗ですよ」と言いながら一つ一つ丁寧にライトを当ててくれるので幻想的になり更に盛り上がる私たち。

50点ある展示を一通りみて私たちは退室した。
全てに値段が付いていたし美術館とかとは違ってアートギャラリーなのだから売るのも当然だろうけど、こういった展覧会は入っていいものか判断がしにくい。

なんだか”ひやかし”みたいになってしまっただろうか?
しかし今回の男性は親切で、決して買ってくれなどとは言ってこなかったので良かった。

良かったのだけど、気まずさや展示数などあまり満足のいかないままにランチをして帰ろうと店を探す。

「ローストビーフとステーキ YOSHIMI」という店のメニューが美味しそうだったので入ってみたら大正解だった。

その時食べたのは牛カルビ&ローストビーフという限定ランチだったのだけどとっても美味しくて先ほどまでの満足出来なかった気持ちも吹き飛んでしまった。

今度はちゃんとした美術館で見ようと10月に予定を立てていたのだけれど、結局10月はとても忙しくてどこにも行けなかった。

なのでやりたかったこと13番目に書いていた「ガレとドーム兄弟の展示会に行く」というのが達成できたのかどうか微妙なままとなっている。

とりあえず未達成ということでやりたいことリストを更新しておこう。

そうすれば忘れたころに達成されるはず。

今回のギャラリーではドーム作”スミレ文オーバル花器”( 縦横10㎝前後のもので値段は1,650,000円)が母のお気に入りらしい。

デパ地下で昔から食べているユーハイムのバームクーヘンと鹿鳴館の恵みのしずくというフルーツゼリーを買って帰った。

フルーツゼリーは夏限定の金魚型で箱も可愛くて捨てれずにまだとって置いてある。(断捨離の時に悩ませる可愛い箱類)

 

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私の中では結構充実したお出かけになった一日だった。