退屈な人に試してほしい書くことで日々を潤すノート術

皆さん手帳はつけていますか?
普段、忙しいわけでもないと手帳ってあまり出番がない気がします。

手帳はスケジュール管理で数年使っていましたが、形が決まっているため予定が無い時などは空白ばかりで、もったいないなと思っていました。
そんな時にバレットジャーナルというのを知り、それを参考にノートを手帳替わりに使うようになりました。

ここではノートを使ってみて良かったことなどを書いて行こうと思います。
ノートのある生活は結構たのしいです。
特に趣味が持てない人や毎日が繰り返しでつまらないと感じていたら是非ノートを書くことをお勧めします。

バレットジャーナルって何?

バレットジャーナルとはライダーキャロルという人が生み出したノート術です。
毎日のやることや思ったことを箇条書きにして思考を整理する方法を使っています。

バレットジャーナルを知ったきっかけ

人の手帳やノートが載っている本が好きで、よく見ていました。
私自身、手帳を買って仕事のスケジュール管理などはしていましたが本を参考にしつつも上手く使いこなせていませんでした。
ある日、手帳関連の本を探していたら「バレットジャーナル 人生を変えるノート術」という本をみつけました。それを見て手帳ではなくノートを使って記録していくというのを私もやってみようかなと思い始めました。

バレットジャーナルの説明や使い方が詳しく載っていて、とても参考になります。

バレットジャーナルを参考にノートを試した結果

手帳は忙しい人がつけるイメージがありますが、手書きノートは趣味が持てない人や物事にのめり込みにくい人、暇で何かをみつけたい人にも向いていると思います。
私もあまり物事にはまれるタイプではなく多趣味な人がうらやましく感じていました。バレットジャーナル方式を取り入りて3年ほど経ちますが気になることをたくさん書き込むので色々なことに興味を持ちやすくなりました。
そのうえ集中力や実行力がない自分でも、やりたいことをある程度計画して実行できるようになってきました。
さらに観た映画や本の感想を書いておくと内容なども忘れにくくなります。

何がいいの? → 手書きノートのメリット

私が実際に感じた具体的なメリット一覧です

  • 毎日やる事を書き出すことで頭が整理され、まとまりやすい
  • 書くことが続かないがなくなる
  • 印象に残ったことを少しでも書き留めておくと、何年たっても鮮明に思い出せる
  • 日々、楽しい出来事をみつけられる
  • やりたいことを書くと例え書いた紙を処分していても叶いやすくなる
  • 確定申告等などの面倒な書類作業もちょっとした疑問点などを記しておけば翌年参考にできる

面倒くさそう → 綺麗じゃなくてもいい!こだわりすぎないで楽に書く

手帳やノート術関連の本にはカラフルにデコレーションされたものやプロ並みのイラストなどで彩られたものが沢山のっています。
ですが、そこはあまりこだわらなくてもいいと思います。
ノートをつけ始めるとついデコレーションしたくなりますが、気合を入れすぎると続きません。ノートは汚くてもいい。毎日書く必要もなく、字も読めればいいくらいの勢いで書きます。私もノートは綺麗に使いたい派でしたが3年続けてみて、これでいいんだと思うようになりました。

何を使ったらいいの? → まずは始めやすい道具から

100均のノートから始めてみる

試しに使うには100均のノートで十分かと思います。
ネットで色々調べてから買うのもお勧めですが、店でよく商品を見て決めるのも醍醐味です。

ノートの線の種類は無地や方眼、罫線など色々使って一番良かったのは方眼でした。
線もひきやすいですし隅から隅までかけます。

おすすめの大きさは文庫本より少し大きいB6(182×128)、それよりひと回り大きいA5サイズ(210×148)です。

ノートは開きっぱなしに出来るものを強くお勧めします。
自然と閉じてしまうものだと、うっとうしくてかなりストレスになります。
また、ノートによっては蛍光ペンなど特定のペンによって裏に透けるものがあります。
たくさん色を使いたい場合は注意が必要かもしれません。使ってみて色々試してみましょう。

消せるペンはとっても便利

消せるペンは本当に便利です。シャーペンよりハッキリ見えて、ボールペンと違い間違えても消せます。私はパイロットフリクションボールペン0.5mmをつかっています。
極細とのことですが少し濃い感じです。
色を使い分けるのが面倒なら3色で1本もお勧めです。フリクションボール3のスリムというのが使いやすかったです。0.38mmの超極細と0.5mmの極細が選べます。

ペンを使う時に少し注意すべきことは、こすって消すラバーの部分を汚さない事です。シャーペンなどをうっかりフリクションペンで消してしまうと汚れがペンにつき、次に消すたびに紙が汚れます。
そういう時は、どこかをこすって綺麗にするかして汚れをよく落として使うとよいです。

フリクションペンはごくたまに新品でもインクが全くでなくなる時がありますが、冷凍庫などで冷やすと復活するそうです。
※普通のボールペンでも紙質やペン質によって書けなくなることがあります。

とにかく、フリクションペンは大好きで愛用しています。
考えた人、凄い!!

どうやるの? → 私はこうやって使っています

バレットジャーナルには色々なルールがありますが、大事なのは目次用にページ番号を記入していく事ことです。
内容ごとにマークを付ける等のやり方も紹介されていますが私は特にやっていません。

目次ページをつくる

目次は検索しやすくするために必要不可欠です。
現在はA5の60枚を使用中なので目次は2ページ程とっています。
後で必要そうだったり、気になった事を書くたびに目次に記載していきます。

読書目次で読んだ本をリスト化

私は本を読んだら簡単な感想を書いているのですが、それように読書目次というのを作成しています。読んだ本が一覧に出来るので便利です。

写真を撮った日にマークをつける

去年と同じ書類を今年も提出しなくてはいけない、読んだ本で特に気になった所を写真に収めておきたい等はipadiPhoneに写真を撮っておくと便利です。

いつ撮影したかをカレンダーなどに記しておくと、写真アプリの日付からすぐに探しにいけます。

やりたいことをとにかく書きだす 

まず書き始めの気合を入れるために、やりたいことを思いつくまま、あげていきます。
よく100個とかありますが、無理して100個ださなくても大丈夫です。
今、思いつく限りをとりあえず書いていきます。
思いつくたび書き足していけるように、ページは少し多めにとっておきます。

数カ月分の一覧表を作り月別にやることを記入

1ページに3ブロックの大きな仕切りをつけると3か月分の予定を見通せるページになります。2ページ見開きで6カ月分書くのがお勧めです。
やりたいことを書いたページから幾つかを抜き出し、どの月に実行したいか考えていきます。希望的観測でもかまいません。この月にこれが出来たらいいなと思うものを拾っていきます。

1カ月の予定や出来事が見やすくなるカレンダーページ

予定はカレンダー型にすると見やすいです。カレンダーの書式は自分で作成します。
これに予定を書いておくとパッと見たときに分かりやすいです。
予定の他にも実際にやった事柄なども記入すると思い出すときにも楽です。

今月のやりたいことをToDoリストに

いよいよ今月の行動に向けて書き出していきます。

ここにはやりたいことから抜き出した月別の表を内容を参考に、それをやるためには何を始めたらいいのかを考え細かく書き出していきます。ひとつのことをなるべく細かく分けて書き、ToDoリストにします。

ここから毎日を記録していく 

大きめに今日の日付と曜日を記入したら、今日やるべきこと、やりたいことを書いていきます。「ゴミをすてる」「服をクリーニングに出す」「9:00 映画」など、なんでもかきます。

映画などは印象に残った場合は簡単に感想もかいておくと後で見返した時に楽しいです。

他にもやらなければいけない雑事や今月のToDoリストに載っていることを選んでかいておくと目標に少しずつ向かっていけます。

ToDo化は毎日やるべきことが済んだらチェックを入れると達成感が出ますし、やる事を忘れないようにする時などにも役立ちます。

まとめ

普段、やりたいことや目標がない人でも手書きノートで楽しみを増やしてみましょう。書くことでやりたい事が見えてきて、実現化もしやすくなります。
面倒な日や気分が乗らない時は書かなくてもいいし、汚くてもいい。気軽に始めましょう。書いておけば、よみ返した時に楽しい思い出として記憶がよみがえります。

次回は私が思うデメリットなどについてまとめてみたいと思います。