「脳の強化書66」を読んで脳を鍛える

脳が弱っているのを強く感じている自分がいる。

記憶力は低下し、思考はまとまりにくい。
好きな掃除でさえ、どこから手を付ければいいのか、分からなくなってしまうことも多々ある。

仕事をしていないので頭を使っていない生活環境の他にも、年齢だったり鬱だったりホルモンのせいだったりと、あらゆることが複雑に絡み合って起きているのだろう。受け入れながら、抗いたいと思う。

「アタマがみるみるシャープになる!脳の強化書66」(著:加藤俊徳)では、理解・感情・伝達・運動・記憶・視覚・聴覚・味覚などの8つの機能が脳のどの場所で働いているかをイラストに記載。そして、その機能ごとにどんな刺激を与えれば脳が鍛えられるかを解りやすく解説している。

今までは脳を鍛える為に、脳トレゲームなどをやっていた。これが案外続かない。
しかし本書では、脳を働く場所別に刺激すれば脳は鍛えられるということを提唱している。

66のトレーニング方法が載っているので、自分に合うものを鍛えたい部分と照らし合わせて見つけると良さそうだ。

すでに自分が実践していることが幾つかあったが、この本を読んで「ああ、よくやっていたこの行動は、この部分が刺激されるのか」と再認識できた。

本書を読む前からしていた行動

・左手で歯磨き(何気に大変)  

・絵を模写する
      ↓
 運動をつかさどる部分を刺激

・電車の外の風景から特定の色などを探し出す
      ↓
 視覚をつかさどる部分を刺激

他にも、普段からやっていることが結構書いてあるので日常に取り入れやすい。

まんべんなく機能別に脳を刺激することが有効そうなので、本書の脳のイラストと一緒に、できそうなものを3~4個づつマインドマップ形式でノートに書いてみた。

これでいつでも思いついた時に、さっとみて実践することができる。

早速実践したのは、植物に話しかけるというもの。
感情をつかさどる部分が刺激されるらしい。
過去記事《部屋にみどりを増やす - ゆっくり てくてく 歩いて行こう


もちろん、これらをやったからといって脳がハッキリするかといえば、生活環境を変えないと無理かもしれない部分も多いものの、何もしないよりは確実に良いだろう。
まずはどんな小さなことでも意識して、できることから・・・。という気持ちで色々な本から情報を取り入れている。