片付けをしていて常々思うことがあります。
物を捨てるのに、なぜこんなにも悩むのかと。
「そんなの、思い切って捨てちゃえばいいじゃない。労力の無駄だよ。」と知人はいいました。
しかしその知人でさえ、いざ捨てるとなったら「どうしようかな?まだとっておこうかな?」と悩んでいたのです。
思い切って捨てられるときもあるのですが、迷うときもある。
そんなことから、物を捨てられない理由について種類別に色々と考えてみました。その結果、自分なりに行きついた結論なども書いて行こうと思います。
着ていない服や古着
高かったし、いい物だし、まだまだ綺麗。でも着てない・・・。
よほど年齢と合わなくなれば別ですが、もったいないなと思ったり、なぜか着る物がなくなるような気がしてしまう。
布をつかった小物作りが好きなので、綺麗な柄だったりするとさらに捨てるのは惜しくなり別の用途で再利用しようとなってしまいます。
手作りの材料
たまに布で小物を作っては小さな達成感を味わっている私としては、材料や作った物も、なかなか捨てられません。
どんな小さな材料でも色々と用途があります。
他の人はどうなのかと調べてみると「小さな端切れでも捨てられない」という人や「ネット販売しているのに、まだ使えそうな材料を一気に捨てている」という人など様々でした。ネット販売の方は商売上、商品の傾向などが変わるということもあるせいかもしれませんが。
雑貨類
雑貨は見た目で衝動買いする場合も多いのではないでしょうか?
かわいくて好きだけど片付けて減らしたいと思ったとき、一度は気に入って買った物だからゴミに出すことに抵抗を感じます。
捨てられないのは未来への不安から?
服など生活に使う物を捨てられない理由の一つに今捨てても、いつでも手に入ると思えるか、思えないかの違いではないかと考えました。
それは金銭面であったり、買いに行ける体力であったり、ただ漠然とした思いだけの場合もあるかもしれません。
そういった色々な要素から、いつか使うかもという思考から抜け出せないのでは?と思いました。
物と向き合うということ
以前は考えてもみなかったのですが大規模な片付けに取り組み始めてから、物と向き合うようになってきました。
捨てる決心がつきにくい物は手に取ってみて
・どうして迷うのか
・捨てるとどんな気分になるのか
・状態はどうか
・まだ使えそうか
などを書き出してみることがあります。
使い切って減らす
時間がかかるけど、物の種類によっては役目を果たしたら感謝しつつ処分して新しいのを取り入れる。まだ使える状態ならば、新しい物は買わないと決めます。
この方法を取り入れて、なぜか増えるカバン類はだいぶ減らせました。
自分をなごませてくれる物は焦って捨てない
おもに雑貨にいえることですが、減らしたいという理由だけで好きな物を無理して捨てる必要はないのかなと思いました。
実際つかってないし少し減らしたいと思うのに捨てられない物は、売ってみるという手もあります。
雑貨類はとくに捨てるのが難しいですから、色々な方法を検討してみたいです。
まとめ
捨てるのに迷うのは、物を大切にしたいという思いと部屋を片付けたいという思いがぶつかるときなのかもしれません。
買い物はストレス発散にもなりますし、楽しいです。
なので、あまり我慢しすぎないことは必要ですが、なるべく衝動買いをさけ本当にほしい物だけを買う。買うときに手放すときのことを考える。
そんな方法で、自分なりに物を増やさないようにしています。