ストレスがたまっていると、何故か物を捨てたくなりませんか?
以前から気分転換に部屋の模様替えや、引き出しの中の物を全部みなおして整理するなど、片付けはけっこう好きでやっていました。
そんななか、ミニマリストという言葉がはやりはじめ、私もその言葉に影響された一人でした。
今回はミニマリストに憧れて、いつもより多めに物を捨て、部屋が少しがらんとした状態になったときの心情と物を捨てるときに注意すべき点、今現在はどうであるかを書いて行こうと思います。
ミニマリストへの憧れ
ミニマリストとは必要最小限の物だけで暮らすことらしいです。
ミニマリストの方々のブログや書籍で、がらんとした部屋の写真を見たとき、以前みていたテレビを思い出しました。
有名な役者さんの部屋が、まさにこんな感じだったのです。
それとは別の番組でも有名なアイドルの方の部屋が、テーブルとかソファとか以外、ほぼ何もないという話をしていました。
「すごいなー。部屋に何もない。だから芸能活動に集中できるのだろうか?」と感心したものです。どちらも、ミニマリストという言葉が流行るかなり前でした。
物を減らした部屋で過ごすと、行動力がつき心も整理されてやりたいことに集中できるとききます。
私も思い切ってたくさん捨てたら、今よりもっと快適な部屋になるかな?心が整理されて集中力がついたりとかするかな?と思い、「今まで以上に物を捨てよう」と決めました。
最初の片付けをしてみた結果
いつもより多めに捨てる片付けに挑戦して少し部屋がスッキリしました。
まだまだ思い切って大量にまとめて捨てるとかはできなかったのですが、本を減らして本棚を処分したりと、家具にも多少手をつけて少しだけ部屋ががらんとした感じになりました。
そして・・・何がどこにあるのか分からなくなるとうい状態が出てきました。
掃除をしたら普通、物が少ないので何がどこにあるか分かるはずなのですが、部屋をきれいにするために物を減らし、極力つかった後は見えない所にしまい込むようにしたので、すぐそこにある状態ではなくなったのが理由だと思います。
これは慣れの問題かもしれません。
それと、しばらくしてから物がない部屋をみて、なんとなく物寂しい気持ちになりました。
これは2月17日の空の写真です。雲一つない見事な青い空です。
空なら綺麗だけど、あまりにも何もなさ過ぎて部屋だとちょっと寂しいかも。
物を捨てたくなるとき
物を捨てたくなるのも、物をため込むのも人間の心理なのかなぁって思う時があります。
私の場合はだいたいこんな風に思ったときに物を捨てたくなります。
・気持ちが鬱々としている
・気分転換したい
・模様替えしたい
・ミニマリストに憧れている
・コンパクトに暮らしたい
物を捨てるときに気を付けたいこと
~精神的ダメージに注意~
最初の片付け後の、ある日のこと。
鬱々として何もやる気にならない。
片付けなら出来そう。捨ててスッキリしたい!気分も上がるかも。
と再び物を捨てたくなりました。
二度目の片付けをする中、最初はスッキリしたのですが、後から要るか要らないかの選別に使った神経の疲れや、捨てた後の喪失感がやってきました。
そして後々、こころにぽっかり穴が開いたようになりました。
あくまで私の経験上ですが、気持ちが落ち込んでいたり、鬱々としている度合いがあまりにもひどいときは、物を極端に捨てることはしないほうがいいかもしれません。
少し心に余裕がある時にする方がいいなと思い今後はその点は気を付けるようにしています。
捨てるという行為は依存性があるようで、何もやる気がでないから気分転換に物が捨てたい!という誘惑にかられたりします。
そういう場合は、捨てるまでは選別するものの、捨てるにはいったん時間を置くようにしています。
毎回これではいつまでも物は減らないし、ある程度の思い切りは大切だとは思いますので本当に何もしたくないほど心が弱っているときは無理はしないと決めています。
今現在の状況
多めに物を捨ててみて良かったことは、物の大切さに気付けたことかと思います。
物を買うときに頭をフル回転させるくせもつきました。
捨てるばかりではなく、買うときに物が増えないように注意しています。
震災なども多いので、部屋は危険が無いように広々としていたいです。
古い洋服でも、着ている物以外は全部処分とかはしないで、暖を取るのに必要そうなものなどは取っておこうかなと最近は考えています。
ミニマリストに憧れてみたものの、境地には達せそうにはありません。とはいえ、年をとっていくにつれ、身軽にコンパクトに暮らすために物を捨てていく片付けは続けていきたいです。
でも本当に、要るような、要らないような、頭を悩ます物って結構多いなぁと常々感じます。
物との向き合い方や何をどうやって処分したのかも、忘れないようにブログに残せたらなと思います。